いなはら鍼灸院

神戸六甲の女性鍼灸師が施術するいなはら鍼灸院です。
女性の美や健康に関するお役立ち情報や、鍼灸院のある神戸の町の情報をお届けします。
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お灸で守ろう!

新型コロナウイルスの広がりが増していますが、こんな時もどんな時も自分の免疫力を高めるしかありません。

 

お灸は免疫力アップに有効な方法です。

 

日本には昭和初期、原 志免太郎(はら しめたろう)という医師がいました。お灸に関する論文で初めて医学博士を取得し、「足三里」にお灸をすえて養生し、104歳まで医師として働き、平成3年に108歳で天寿を迎えました。

 

原博士の研究では透熱灸は

(1)ウサギへの施灸後、皮膚組織におけるタンパク変性と血液中の血球変化、とくに白血球数の増加が免疫性を増強し、病気予防に有益であること。

(2)ウサギを4つのグループに分けて結核菌を感染させ、結核菌を感染させる前からお灸を始めたグループが最も良好な結果を示したことを発表されました。

そして原先生は、健康な時にあらかじめ灸をしておくことが結核に対抗する最良策と考えるに至ったのです。

「お灸は世界を変える」https://www.sennenq-selfcare.jp/pro/topics/topics01.htmlより抜粋

 

つまり透熱灸(皮膚の上で艾を直接燃やす)で小さな火傷をつくることで、免疫力が上がるよという事です。

昔は日本では自宅の養生法として透熱灸は一般的に普及していました。

 

「お灸は世界を変える」https://www.sennenq-selfcare.jp/pro/topics/topics01.html

に載っているように現在またその効果が見直され結核の予防治療に活用されています。

 

私もコロナが収まるまで足三里の透熱灸を続けようと思います。

興味のある方はぜひご自分でも試してみて下さい。

やり方はお近くの鍼灸師まで。

 

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曲直瀬道三

1月13日放送のNHK歴史ヒストリアで曲直瀬道三が取り上げられましたね。
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/270.html
戦国時代に活躍した名医です。

さて、いっしょに番組を見た母から
曲直瀬道三の師匠の田代三喜は脈診を始めとした診断力に優れていたので有効な治療ができたと番組の中で言っていたけれど、どうしてそんな脈診を身に付けれたの?本で読んで出来るようになるの?と聞かれました。

田代三喜は明に12年留学して当時の最先端中医学の李朱医学を身に付けた人です。
その後帰国して医術を行いました。

実際の生きた医術を身に付けた田代三喜とご縁があったことで曲直瀬道三も優れた医術を身に付ける事が出来たのですね。

番組の中で谷岡先生がちりげ(身柱)=かんむしのツボとして有名、にお灸をされていました。
身柱は学生の時から大先輩の先生から「このツボは・・・」と度々教えてもらった、個人的にも感慨深いツボなのですが、その効能を書いたのは曲直瀬道三だったとは知りませんでした。
おもしろい番組でした。


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少商 商陽 中衝 少衝 少沢

少商、商陽、中焦、関衝、少衝、少沢の効能比較

すべてに開竅醒志の作用がある。

1.少商:肺気を清宣し、咽喉を清利し、疏衛解表の作用がある。

2.商陽:陽明の鬱熱を清宣し、咽喉を清利し、解表退熱の作用がある。

3.中焦:清心安神、心包の鬱熱を清する作用があり、開竅醒志の作用は他の5穴よりすぐれている。

4.関衝:上焦の火を清し、少陽の鬱熱を清宣する作用がある。

5.少衝:清心安神の作用と、心火を清し、鬱熱を散じ、心気を通じる作用がある。

6.少沢:清心除煩の作用と、太陽の鬱熱を清宣し、乳汁を通調する作用がある。

臨床経穴学 李世珍著 より抜粋


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膻中 中脘 気海

膻中、中脘、気海の効能比較

1.膻中:上焦の気機を調節、胸気を開く、降気通絡

2.中脘:中焦の気機を調節、中気を補う、行気和中

3.気海:下焦の気機を調節、元気を補う、行気散滞

臨床経穴学 李世珍著より抜粋


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血海 膈兪 三陰交

血海、膈兪、三陰交の効能比較

1.血海:下半身の血証を治療する。とりわけ婦女の血証に効果的である。三陰交よりは、その治療範囲がせまい。

2.膈兪:心肝肺三臓の血証を治療する。上半身の血証の治療にすぐれている。また慢性の出血性疾患の治療にすぐれている。

3.三陰交:全身性の血証を治療する。婦女の血証に著しい効果をあらわす。

臨床経穴学 李世珍著より抜粋

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風邪に鍼灸

寒くなりましたね
風邪をひく人が増えてきました。

風邪の様々な症状には鍼灸はよく効きます。
ご存知でしたか?

喉の炎症を取るなどは得意分野と言っても良いのでは?
しつこい咳にもお灸がよく効きます。

また免疫力を上げ、発熱の過程を速めて発症からより早く治すことが出来ます。

先日予約されていた患者さんから電話があり、
すごい風邪声で、「咳が出てご迷惑だろうから予約を変更したい」とご連絡いただきました。

普段は肩こりや目の疲れなどを治療されている方です。

鍼灸は風邪にもよく効くので
来院するのがしんどくなければぜひ今日来られたらどうでしょうか?とお勧めしたところ
それでは、ということで来院されました。

治療後「楽になった〜、咳に鍼灸が効くなんて思わなかった〜」
と喜んで頂けました。

やはり、鍼灸治療は肩こりや腰痛の時に受けるものというイメージが強いようですが・・・
風邪に鍼灸治療はよく効きますよ〜!

予防が一番ですが、うっかりひいてしまった時も鍼灸治療をお勧めします。


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口内炎にお灸

                        サンセット・グロウ

口内炎、チクチク痛んで嫌なものですね。
できたとき、みなさんはどうしていますか?

実はお灸がよく効きます。
と言っても、口の中に艾を置くわけにいかないので、
線香で直接熱を入れるやり方です。

数日前に口内炎ができて、
そのうち治るだろうとほったらかしにしていたのですが、
なかなか治らず・・・、

あ、そうか、お灸したら良かったと思い出してやりました。

一度で痛みは治まります。

ただ、線香の煙は上に向かって昇るので
自分ですると煙たくて号泣することになります。
他人(鍼灸師)にやってもらいましょう。


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痛みの原因


 「灸療雑話」 代田文誌著より

神経衰弱による腰痛(一部抜粋)

患者は○沼○さよ。38歳。教員家族。
 本患者は最初左足の坐骨神経痛で灸治を受けにきたのであるが、坐骨神経痛が癒えて後に、腰痛が後遺症として残った。
 この腰痛がなかなか癒らず、患者も私もほとほと弱り果てたのであるが、ふと思いついて、これは神経衰弱による腰痛であろうと思い、頭をなおす目的で大序の灸をすえたところ、即座に効験があらわれて、間もなく頑固な腰痛が治癒してしまった。のみならず、身体の諸方の疼痛がとれてしまった。
 この治験によって、身体諸処の疼痛の原因が脳細胞の異常興奮によるもののある事を知るに至り、その後は全身の神経痛や全身の関節リウマチや肋間神経痛やを治するのに、脳神経を鎮静するような灸治をもあわせ用いうるようになったのである。それ以後は成績が著しく良くなって来た。こうした意味において、本患者を扱った事により学び得たところが少なくない。

灸療雑話は昭和8年頃〜15年ごろに書かれた内容です。

現在、慢性の疼痛には中枢神経系の機能変化が関与していると考えられていますが、この当時にそんな情報は無かったはずですね。


大序:足の太陽膀胱経
第1胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方1.5寸

以下 「鍼灸治療基礎学」 代田文誌著より抜粋

[主治]
胸中の熱を瀉することを主る。咽頭炎、扁桃炎、初期肺浸潤、気管支炎等の微熱を去るによい。(ことにその第一行の必要なる場合が多い)また項強、肩背痛、咽痛、咳嗽、喘息、血圧亢進症、甲状腺肥大症、バセドウ病等に効く。リウマチ熱に針して著効がある。

[参考]
*甲乙経に曰く「足の太陽・手の太陽之会」と。気穴論の王註に曰く「督脈の別経と手足の太陽三脉之会」と。霊枢海論に曰く「衝脈はその輸、上は大序に在り、下は巨虚の上下廉に出でず」と。即ち大序は手足の太陽即ち小腸経と膀胱経に関係を有し、督脈の別経である。督脈は「陽脉の海」であり、太陽は陽の最も大なる者であって、大序はこの両陽が交会する所であるから、一身の陽気を調節するのに大切な所であるのがわかる。なお大序は衝脈の会するところである。

*難経に曰く「骨は大序に会す」と。骨病を治するの穴である。この大序は大椎の誤りであるという説あるも、沢田先生は難経の説が正しいと言われる。難経本義に四明の陳氏の説として次のように記されている。
「骨会は大序とは、骨は髄の養う所、髄は脳より下って大序に注ぐ、大序より脊心に浸入して下って尾骶を貫き、諸の骨節に滲みる。故に骨の気は皆此に会す」と。その言葉の当否は別として、こうした事実が神経的に見てあるかもしれぬ。意味深い文字である。

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経絡図

今日は寒いですが良いお天気でしたね。




昭和初期に発行された経絡図を頂きました。



見慣れたものと、少し違いますね。


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お灸女子

先日(1月12日木曜日)のNHKの番組「あさイチ」で
「お灸女子」がはやっていると紹介されていましたね。

初めて聞きました!お灸女子!!
家で手軽にできるお灸を取り入れて健康増進している女性をお灸女子と呼ぶそうです!

ドラッグストアでもお灸は入手できます。
ツボの簡単な説明も付いている商品がありますが、
番組の説明でもあったように、一度鍼灸師に相談して
使うツボや、使い方を聞いてから使用される事をお勧めします。

うちの鍼灸院でも、
1週間に1回、2週間に1回の来院の間、自宅で施灸を行う「お灸女子」の方が増えています。

やはり、毎日、また数日おきにお灸をしているととても効果があります。
自覚としても「楽になる!」ので続けたいと思われる患者さんが多いです。

ぜひ、お灸をたくさんの方に活用して頂けると嬉しいです。




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