いなはら鍼灸院

神戸六甲の女性鍼灸師が施術するいなはら鍼灸院です。
女性の美や健康に関するお役立ち情報や、鍼灸院のある神戸の町の情報をお届けします。
<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

心臓の力 ブルーバックス

今日は立春ですね。
太陽がだいぶ力強くなってきました。

さて、昨日読んでとてもおもしろかった本のご紹介。
「心臓の力」柿沼由彦著 講談社

です。

生理学の教科書では
「心臓は交感神経と副交感神経によってその働きを支配されている。
交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキ。
神経伝達物質ノルアドレナリンは交感神経末端、アセチルコリンは副交感神経末端から分泌される。
各神経伝達物質を受け取った心筋はその動きを強めたり弱めたりする。」と習いますね。

著者はなんと、2009年に心筋細胞みずからがアセチルコリンを産生していることを発見しました。

そもそも交感神経は心臓全体へ分布しているのに対し、副交感神経は心臓の一部のみ、心室へはほとんど分布していないということが10数年前から分かっていたそうです。(↑表紙の絵はそれを表している、赤が交感神経、青が副交感神経の線維。)
この図から考えるとブレーキ役の副交感神経アセチルコリンは不十分ではないのか?なぜ足りているのか?もしかして心筋自体が作り出しているのではないか?と著者は考え実験を進めて行ったところ予想通り心筋細胞がアセチルコリンを作り出していることが証明されたのです!
副交感神経から放出されたアセチルコリンが引き金となって心筋細胞は自分でアセチルコリンを作り出していたのです。
これによって交感神経に比べてはるかに分布量が少ない副交感神経の効果が拡大され、心臓の働きを十分コントロールできるしくみとなっていたのです。

今まで習ってきた心臓の自律神経支配の形とはずいぶん違う姿ですよね!
興奮して一気読みしてしまいました。

他にもアセチルコリンの役割について、
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系が腎臓髄質の形成や血液脳関門の機能維持に関わるなど
へぇ〜!!!!知らなかったよ!という事がたくさん書かれています。

学生さんは後期試験前、国家試験前でそれどころじゃないと思いますが、春休みにでも読んでみてはいかがでしょうか?
お勧めです。
 
JUGEMテーマ:オススメの本

 
気になる本 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

カンデル届きました。



カンデル神経科学、届きました。
機能神経学セミナーの教科書です。

絵もきれいしおもしろそう・・・・。
あ〜時間がもっと欲しい。



JUGEMテーマ:オススメの本
JUGEMテーマ:日常
気になる本 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

本が増える

暖かくなりましたね。
新緑がきれいです。
山に登りたい。

さてはて、
アマゾンはうまいこと出来ていますね〜

もともと買おうと思っていたのは

「唯臓論」後藤仁敏著
商品の詳細

「女性のためのアロマテラピー」マギー・ティスランド著
商品の詳細
の二冊だったのですが・・・

「内臓の進化」岩堀修明著
図解・内臓の進化 (ブルーバックス)

「内臓のはたらきと子どものこころ」三木成夫著
内臓のはたらきと子どものこころ (みんなの保育大学)

の二冊もついつい買ってしまいました・・・。
完全にアマゾンの策略に嵌っています(苦笑)。

おもしろそうな本が買えて良いのですがきりがありませんね〜。


今読みかけなのは

「ホ・オポノポノ ライフ」カマイリ・ラファエロヴィッチ著
商品の詳細
「嫌われる勇気」岸見一郎著
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 

ホ・オポノポノはハワイに伝わる問題解決法
問題となっている記憶をクリーニングしていくことで本来の自分になれる。
その実践について。


嫌われる勇気は本屋さんで平積みしてあり、
「アドラー」か・・・教員養成の授業で習ったな〜懐かしいな〜・・・
と見ると、まさしくその授業で教えて頂いた岸見先生の本でした!
びっくり!
今すごく話題になっているみたいですね〜!!

心理学者フロイトの考え方では
現在の問題の原因を過去に求めますが
アドラーはトラウマを否定します。
すべては現在の自分自身の選択
問題を作り出しているのは現在の私自身である

たまたま並行して読むことになったこの2冊ですが
なんだか同じことを言っているような気も・・・
過去(と自分が思っている妄想)へのこだわりを手放して
思い込みで塞がれた目を開けて今目の前にある人、物をしっかりと見ること今を感じる事が大切。

・・・まだかじりかじり読んでいるので
ゴールデンウィークの間にしっかり読みたいです。


JUGEMテーマ:気になること
JUGEMテーマ:日常
気になる本 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

ユルかしこい身体になる

暑いですね〜。
10月なのに、何でしょうか??この暑さ。

先日、友人に勧めてもらった
「ユルかしこい身体になる」
商品の詳細
片山洋次郎著
集英社
を読みました。

ipone5sが発表され、
周りが早々と使い始めるのを見て私も変えようか〜と思いながら、
何かあればすぐにインターネット検索するこの状況に疲れを感じています。
でも、やめられないんですが・・・。

どんどん情報が早く、多くなっていて
なんだかしんどいと思っている人は多いのではないでしょうか?

「ユルかしこい身体になる」では、
高度情報化社会に適応するために、私たちの身体がどのように変化しているか
姿勢や骨盤の動きを中心に読み解いています。

「整体の視点から見れば、情報は頭だけで処理するのではなく、身体で処理するものである。
・・・膨大な情報に触れいていると意識を頻繁にリセットする必要があり、体の側から見れば、
それは胸の真ん中にある情報センサーを、高速に細かく、縮めたりゆるめたりすることだが、若い人と中年以上の世代ではその反応の速さがずいぶんと違う。・・・(本文から抜粋)」
(外部からの情報に最初に反応するのは、胸の中心 膻中であり、背中側から見ると胸椎5番になる。)

これだけ身体を観察して、分析して、わかりやすく解釈できる著者がすごいです。
何となく感じていたことを明らかにしてもらった気がしてとても納得しました。

子供の時から膨大な情報に浸かって育った20代とそれ以上の世代では
情報の受け止め方、処理の仕方が違い、身体が違うので
結果生き方のスタイルもまったく違うそうです。
世代間の考え方の違いに悩む上司や親御さんにも必読の一冊かもしれません!



JUGEMテーマ:気になること
JUGEMテーマ:健康
JUGEMテーマ:オススメの本
気になる本 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

新しい本入りました

うちは予約制なので・・・
ほとんど活躍の場が無い待合の本たち・・・

時々更新していますよ!


今月の新しい本

腎をさすると100%健康になる
商品の詳細

今日のうんこ
商品の詳細

めまいは自分で治せる
商品の詳細

中医食療法
商品の詳細

世界遺産の街を歩こう
商品の詳細

SAVVY 日帰り小さな旅
商品の詳細

「今日のうんこ」の中で
IBS(過敏性腸症候群)を克服するヒントとして

果糖を摂ると症状が悪化するデータがある
週に2回ぐらいややきつめの運動をすると効果がある

果糖か・・・と思いネットで見ていると
米国消化器病学会の報告で
過敏性腸症候群の一部は果糖の取りすぎによる吸収不全の可能性
というのがあったそうですね。

IBS、なると大変苦痛な疾患ですが
果糖をコントロールすると症状が改善するかもしれませんね。



JUGEMテーマ:日常
JUGEMテーマ:オススメの本


 
気になる本 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

ちひろBOX

患者さん時間間違えてるな・・・
2人一緒に来るかしら?困った。

ちひろBOX   講談社
商品の詳細

買いました。

最近、知り合いの治療院の待合室で見て、とっても素敵だったので。

治療院始めて良かったことの一つは
「待合室に置くから」という理由で本が買える事(笑)

いわさきちひろさんの絵は、なんだかさみしい印象があったのですが、
改めて見るとこんな色んな表情があったんですね。

でも、「いわさきちひろ」ってどんな人か全く知らないや、と思い読んだのが

「ちひろー絵に秘められたもの」 松本善明著 新日本出版社
商品の詳細

ちひろさんの夫が書いた本。

ちひろさんは1918年(大正7年)生まれ。
20歳で結婚し満州に渡るも夫が亡くなり帰国。
25歳で再び満州へ渡るも戦況悪化のため帰国。
26歳の時終戦。
戦後は共産党員として平和活動を行い、
この本を書いた松本善明さんとは党の活動の中で出会い、31歳の時結婚。
32歳で息子を出産。
夫の司法試験受験、国会議員活動を支えながら多数の作品制作。
1974年(昭和49年)55歳で肝癌のため亡くなる。


さらに読んだのが

「ラブレター」 いわさきちひろ著 講談社
商品の詳細

これはちひろさんの日記やエッセイ、対談などをまとめたもの。

最初の 第1章「愛する時」は
夫と結婚してすぐの頃の日記

これは読んで照れてしまった。

夫から一週間便りが無いと、もう不幸のどん底へ、ご飯も喉を通らない。
待ちに待った手紙が届くと一転ルンルン天国へ。

不安と喜びを行ったり来たり
大好き過ぎて不安になっちゃう・・・。

え?結婚してもそんな気持ちになっちゃうの?と思ったのですが、

ちひろさんは一度目の結婚で辛い思いをして
もう1人で生きて行くんだと思っていたのに出会えた大好きな夫、
夫は7歳年下の姉さん女房。
難しいかもしれないと思ったが
「人を愛したのだから、半年で別れることになってもすばらしいことだ、わかれることになれば子供をもらって別れようと思って結婚することにした」
という決意で結婚したそうです。

まだ若い夫が司法試験を受ける間生活を支え、
その後、衆議院議員として立候補した夫を支え、
子供を育て、
自分と夫の親をみて、
その中で沢山の作品を描いていったそうです。

とても純粋で、大人で、甲斐性があって、あんなに素敵な絵を描ける、すごい人です。

一番良いなと思ったのは最後の章「大人になること」

人は若かった時がいちばん良かったように言うけれど、
自分は二十年以上も苦労をして、失敗を重ね、冷汗をかいて、少しずつ、少しずつものが分かりかけてきた今の方がいいと思う、と。

「・・・いま私はちょうど逆の立場になって、私の若いときによく似た欠点だらけの息子を愛し、めんどうな夫がたいせつで、半身不随の病気の母親にできるだけのことがしたいのです。
 これはきっと私が自分の力でこの世をわたっていく大人になったせいだと思うのです。大人というものはどんなに苦労が多くても、自分のほうから人を愛していける人間になることなんだと思います。」

ちひろさん、カッコイイ!


JUGEMテーマ:日常
JUGEMテーマ:気になること
JUGEMテーマ:オススメの本


 
気になる本 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

寡黙なる巨人

商品の詳細
寡黙なる巨人 多田富雄著 集英社文庫

この前の「困ってる人」を、ぜひ読んで〜と人に薦めたら、
お返しにこの「寡黙なる巨人」を貸してくれました。

この本も読んで良かったです。

免疫学者の多田富雄氏が脳梗塞に倒れ、半身不随、嚥下障害、構音障害と闘いながら文筆活動に復帰し、書かれた本書。

半身不随、嚥下障害、構音障害とは
実際の患者にとって、いかなるものなのか、

そのリハビリとは、

ぜひ一度読んでみて下さい。

JUGEMテーマ:健康
JUGEMテーマ:気になること
JUGEMテーマ:オススメの本


 
気になる本 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -

困ってるひと

JUGEMテーマ:オススメの本
JUGEMテーマ:健康
JUGEMテーマ:気になること

「困ってるひと」
商品の詳細 
大野更紗著 ポプラ社

読みましたか?

原因不明の難病を発症した女のひとの
ウェブマガジンを書籍化したもの

これは読んでよかったなあ。

いろんな事を思い出したり、
考えました。

すごく壮絶なんだけど
絶望しない。
人ってすごい。

その場所に立った人にしかその気持ちは分からない。

患者の気持ち

医療者と患者の感覚のズレ

でもそれを言葉で表現して読者に届けてしまう大野さんはすごい。

鍼灸師友達Mさんに薦めてもらっていたのですが
昨日本屋で見つけ買って帰りました。

一気に読み終えました。

お薦めです。



気になる本 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | - | -